ビクセン | 天体望遠鏡、双眼鏡を取り扱う総合光学機器メーカー
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2023.05.23
ライブやスポーツ観戦、アウトドアなどで双眼鏡を利用するシーンをよく見かけるようになりました。
特にライブでは「推し」を少しでも近くで見たい!写真撮影NGだから、記憶に焼き付けたいというファンが双眼鏡を使用することが常識になりつつあります。
また、アウトドアでは、山歩きなどで野鳥を観察したり、景色を鑑賞したり、山小屋で星空を鑑賞するときに使用されます。
この様に双眼鏡を長時間使用する場合や色々な場所に持ち運んで使う場合に双眼鏡選びのポイントとして重要視されるのは「軽さ」や「大きさ」です。
双眼鏡と一口に言っても、重量もサイズも様々です。
手持ちで使い続ける時間が長い方には、300g程度までの軽量タイプの双眼鏡がおすすめです。
ただし、重量が重くても軽く感じるような形状になっているものもあるので、実際手にとってみることも重要です。
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ポロプリズムは双眼鏡本来の機能を重視したプリズムです。コストパフォーマンスにも優れた双眼鏡です。光学系には優れていますが、ボディがやや大きめになります。風景、天体観察におすすめの双眼鏡です。
同じポロプリズムでも、接眼部よりも内側に対物レンズが配置される通称ミニポロと呼ばれる小型の双眼鏡もありますが、接眼レンズの口径が小さくなるため、携帯などに便利ですが天体観察には向いていません。
ダハプリズム(シュミット・ペヒャン型、またはアッペ・ケーニッヒ型)を使用した双眼鏡です。光の入り口と出口が直線となっているため、同口径であればコンパクトにできるメリットがあります。但し内部で複雑な光学構造を持つため、同等性能ではポロプリズムより高額になります。
対物レンズから接眼レンズまでの光軸を一直線上に配置することでスマートなデザインと扱いやすさが特長の双眼鏡です。ダハプリズムには高い精度が求められるため、比較的高価になります。
大きな対物レンズを採用した高性能な双眼鏡です。どちらのプリズムタイプでも展開されています。優れた集光力で明るく鮮明な像を提供し、暗い星や淡い星雲などを観察することができます。防水性のあるものは天体観測や野外イベントに適しています。
独立して可動する接眼レンズが2つあり、双眼鏡と望遠鏡の両方の機能を備えたタイプです。人間の性質により立体的に見える場合があります。大型であることが多く、通常は三脚に取付けて使用します。高倍率の双眼鏡として使用できる他、比較的広い視野での天体観測も可能です。
5倍から6倍の小型軽量で美術鑑賞や観劇などに適した双眼鏡ですが、天体観測には向いていません。
星座観察用の超低倍率双眼鏡。星空観察のために開発された双眼鏡です。天体望遠鏡や高倍率の双眼鏡よりも視野が非常に広く、星座がひとつ視野に収まります。大口径の対物レンズで集光力に優れ、暗い星や天の川が長く伸びている様子を観察するのに適しています。
肉眼で見るよりも星が明るく見え、郊外の暗い夜空はもちろん都会でも星空を楽しむことができます。
これらの種類は、それぞれ異なる特徴と用途を持っています。天体観測用に最適な双眼鏡を選ぶ際には、観測の目的や使用環境、予算に応じて適切なモデルを選ぶことが重要です。