ビクセン | 天体望遠鏡、双眼鏡を取り扱う総合光学機器メーカー
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2020.12.10
2020年12月21日~22日にかけて、大注目の天文現象「木星と土星の大接近」が起こります。
惑星同士の接近(会合)自体は珍しいものではありませんが、今回ほどの大接近は397年ぶり! 土星と木星が非常に近づくため、肉眼では二つがくっついて一つの明るい星のように見えるかもしれません。天体望遠鏡や双眼鏡で観察すると、木星と土星が並んだ様子を見ることができます。これを逃すと2080年まで見られないため、非常に貴重な機会です。
「木星と土星の大接近」を楽しむための見どころポイントと観察方法をご紹介します。
一番の注目ポイントは、接近する”距離”(※)です。
最接近時には、満月の直径の約4分の1(約0.1°)の距離まで接近します。
※ここでの距離は、地球から見た木星と土星の距離(角距離)です。
12月上旬には、満月直径の3つ分まで、さらに中旬には2つ分まで近づきます。
日々接近していく様子を観察するのがおすすめです。
最接近時には肉眼だと1つの明るい星に見えるかもしれません。
ビクセンの無料アプリ「Planet Book(プラネットブック)」を使えば、接近の様子を詳しく知ることができます。
アプリ Planet Book(プラネットブック)
対応OS: Android, iOS, Fire OS
火星、木星、土星などの惑星が、星空の中のどこに見えるのかを表示する、惑星観察支援アプリです。
日付と時間を指定することで、どの惑星がどこに見えるのかを確認することができます。
「デバイス追従モード」では、リアルタイムで、スマートフォンをかざした先に今どんな惑星があるのかを教えてくれます。
天体望遠鏡と接眼レンズの種類を選んで組み合わせることで、実際に望遠鏡を覗いた時にどのくらいの大きさで惑星が見えるのか再現する機能もあります。
最新のバージョンでは、12月21日・22日の木星と土星の大接近にも対応。
今回の大接近がどのように見えるのかを事前に確認し、しっかり観察するには必須のアプリです。