ビクセン | 天体望遠鏡、双眼鏡を取り扱う総合光学機器メーカー
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2024.02.20
自動で星空を撮影し、基準となる星を認識する「Star Sense テクノロジー」を搭載。
セレストロン社製自動導入天体望遠鏡のアライメントが約3分で自動完了します。
Sony IMX290LLRモノクロCMOSセンサーを採用。
従来の「StarSense Auto Align」よりもセンサーの画素数などが強化されているため、明るい街中でもオートアライメントが可能。
また、建物や木などによって視界がさえぎられている場所では、数か所の障害物のない方向へ手動で望遠鏡を向けることで、アライメントを行うことができます。
1) 極軸調整機能
StarSense Autoguiderでは、Star Sense テクノロジーを用いて「極軸のズレ」を検知します。
StarSense Autoguiderとセレストロン製赤道儀(Advanced VX赤道儀、NexStar Evolutionなど(ウェッジを使用してフォーク式赤道儀として使用している場合))に接続すると、NexStar+ハンドコントローラーに方位調整ネジと高度調整ネジの調整手順が表示されます。
この指示にしたがって操作することで、精密な極軸合わせを行うことができます。
※SkyPortalアプリを使用する場合は、StarSense Autoguiderを使用した極軸調整機能は使用できません。アプリ内の極軸調整機能である「オールスター極軸アライメント(ASPA)機能」をご使用ください。
2) オートガイド機能
適切な方法で赤道儀をセッティングしても、撮影中に天体の追尾が僅かにずれてしまうことがあります。このズレを自動で検知・補正する機能をオートガイド機能といいます。
StarSense Autoguiderでは、まず目標天体を視野中心に導入した際に、この視野内からオートガイドに適したガイド星を自動で選び出します。
このガイド星を基準として、架台に信号を送った際にどの程度の補正がかかるかを確認(キャリブレーション)。
その後、実際にズレがないか監視を行い、ズレが生じた時に補正をかけるオートガイドが開始されます。
StarSense Autoguiderは、お使いのコントローラーによって操作が変わります。
●NexStar+ハンドコントローラーを使用する場合
ハンドコントローラーの「BACK」キーを押すまでオートガイドが続きます。他のキーは反応しませんので誤動作を起こしません。
●SkyPortalアプリを使用する場合
星図画面上部のガイディングバーの▷(再生)をタップするとオートガイドが開始し、停止をタップすると終了します。
セレストロン自動導入対応機種には、目標天体をできるだけ視野中心に導入する「正確なGOTO」という機能があります。
従来製品では、目標天体を自動導入する前に、目標天体の近くの明るい星を視野中心に導入することで、その後導入する目標天体を視野中心に導入していました。
StarSense Autoguiderでは、StarSense テクノロジーを使用することで、目標天体を直接を視野中心に導入することができます。
StarSense Autoguider は、著名な光学デザイナー、Mark Ackermannによって考案されました。
高品質の 4 枚玉光学設計を特徴としているため、小さな鏡筒ながら、鮮明な像が得られます。
鏡筒には 2インチ(M48mm×P0.75)のフィルターを取付けるためのネジが付いています。
商品名:StarSense Autoguider
<発売日>2024年 夏頃発売予定
<メーカー希望小売価格>オープン価格