ビクセン | 天体望遠鏡、双眼鏡を取り扱う総合光学機器メーカー
特設ページ
2021.09.15
中秋の名月とは、今の暦ではなく旧暦の8月15日に見える月(十五夜)のことです。旧暦は月の満ち欠けと太陽の動きによって作られた太陰太陽暦で、農業や暮らしに密接に関わっていました。旧暦の8月15日を今の暦の日付に置き換えると、およそ1か月から1か月半遅い日となります。旧暦の8月15日は天気が良い日が多く、気温が下がるので空気が澄んできて、月が綺麗に見えます。また、月の高さは夏には低く、冬は高いのですが、秋は調度よい高さなので、月見に適しています。
今年は9月29日(金)が旧暦の8月15日で、満月となる中秋の名月です。
Vixen
Moon Book
無料
月がいつどの方角に見えるのかを案内する「月観察支援アプリ」です。 日付と時間を指定することで、その日時の月の位置を知ることができます。 「月食表示モード」では、現在位置での月食の様子がシミュレーション可能です。 何時ごろどの方角で中秋の名月を観察できるのか、事前に確認しておきましょう。
詳細はこちら
中秋の名月にお月見をする観月の風習は平安時代に、遣唐使によって中国から伝わりました。当時の月見は貴族の間で行われた催しで、月を見ながら、詩歌を歌ったり管弦を奏でたり、お酒を嗜みました。
そして、室町時代後期には、月を拝み、お供え物をする風習が始まりました。
月見が庶民の間に浸透したのは、江戸時代に入ってからです。江戸時代の前期には、中秋の名月(十五夜)の日に芋煮を食べて月見を楽しんでいました。その時期は伝統的に農村でサトイモの収穫祭の時期と重なっており、別名芋名月とも呼ばれます。江戸時代中期になると、家庭でも月見にお供え物をするようになりました。
また、日本では旧暦の9月13日に十三夜というお月見があります。この風習は中国にはなく、平安時代の後醍醐天皇が始めたという説があります。旧暦8月15日の十五夜と旧暦9月13日の十三夜をセットでお祝いすることが良いとされており、片方だけしかお祝いしないと、「片月見」と言われ、縁起が悪いとされました。十三夜の別名は「栗名月」や「豆名月」と呼ばれています。これは、その時期に栗や枝豆が旬で、お供えされるからです。
中国で中秋の名月は中秋節と呼ばれ、中華三大節の一つとされ大きなイベントです。中秋節には家族や友人と月餅を食べながら、月見をする風習があり、今でもその時期に月餅を贈答する風習があります。中秋節は国民の祝日なので、その日には多くの人が行楽に出かけます。
アメリカでは各月の満月に名前があり、新暦9月の満月を「Harvest moon(ハーヴェスト・ムーン」と呼びます。収穫月という意味ですが、満月が明るいと収穫が助かるからだそうです。しかし、日本や中国のようにハーヴェスト・ムーンを特別に祝う風習はないようです。
2021年9月16日、株式会社ビクセンは7本の望遠鏡を使って中秋の名月のライブ配信を行いました。それぞれの望遠鏡で観た月の様子をご覧ください。
※2023年は中秋の名月のライブ配信を行いません。
※天体観測用の双眼鏡については、こちらのページをご覧ください。
スマートフォンでご覧の方は、下の画像をクリックすると月の映像が再生されます。
Vixen
天体望遠鏡 ポルタII A80Mf
77,000円 (税込)
初心者からベテランまで幅広く支持を得るベストセラー月面や火星観察にもおすすめの入門機
抜群の剛性と安定性で人気のポルタII経緯台。簡単な操作で直感的に扱える天体望遠鏡システム。
※鏡筒単体での販売はございません。経緯台なので、星の追尾は行いません。星の追尾を行う場合は、赤道儀をご使用ください。
Vixen
天体望遠鏡 SX2WL-A80Mf
302,500円 (税込)
A80Mf 鏡筒& スマホで快適操作できるSX2赤道儀WL、SXG-HAL130三脚のセット
A80Mf鏡筒搭載の入門モデル。本格的な赤道儀ながらスマホで手軽に天体ナビゲーションをお楽しみいただけるSX2赤道儀WLとのセット。
スマートフォンでご覧の方は、下の画像をクリックすると月の映像が再生されます。
Vixen
天体望遠鏡 R200SS鏡筒
220,000円 (税込)
高精度を誇るビクセン独自の鏡面加工技術が生み出した、きわめて優れた光学性能を持つ反射式鏡筒
シンプルな構造ゆえに色収差が発生しないニュートン式反射鏡筒。視野中心部でとらえた星像のシャープさは何ものにも引けをとりません。
Vixen
天体望遠鏡 SXP2WL-R200SS
627,000円 (税込)
大口径・短焦点R200SS鏡筒&SXシリーズ最高峰モデルSXP2赤道儀WL、SXG-HAL130三脚のセット
短焦点反射鏡筒として自信のロングセラーモデル「R200SS鏡筒」を搭載。高剛性、高レスポンス、高精度追尾などの高性能をスマホアプリで手軽にコントロールできるSXシリーズ最高峰モデル「SXP2赤道儀WL」との組み合わせで、レベルの高い天体観測をお楽しみいただけます。
スマートフォンでご覧の方は、下の画像をクリックすると月の映像が再生されます。
Vixen
天体望遠鏡 ED80Sf鏡筒
126,500円 (税込)
眼視観察から写真撮影まであらゆる用途に
きわめて高いレベルで色収差が抑えられたアポクロマート鏡筒。色にじみが少なく、クリアでハイコントラストな視界を実現しています。
Vixen
天体望遠鏡 AP-ED80Sf・SM
322,080円 (税込)
広く明るい視界、星雲・星団など淡い天体の観測に
レンズ口径80mm高性能SDガラスレンズ採用の屈折式鏡筒搭載鏡筒専用キャリーケースが付属するので、移動時もたいへん便利です。
スマートフォンでご覧の方は、下の画像をクリックすると月の映像が再生されます。
Vixen
天体望遠鏡 SD115S鏡筒(旧製品)
313,500円 (税込)
フォトビジュアルなSDアポクロマートのスタンダード鏡筒
フォトビジュアルなSDアポクロマートのスタンダード鏡筒です。SDレデューサーHDキット(別売)、SDフラットナーHDキット(別売)との併用によりイメージサークル44mmを確保、フルサイズ一眼カメラによる写野をカバーできます。
Vixen
天体望遠鏡 SXD2WL-SD115SII
1,051,600円 (税込)
高性能SDレンズ搭載SD115S鏡筒 & デラックスタイプとなるSXD2赤道儀WL、SXG-HAL130三脚のセット
高性能SDレンズ搭載の「SD115SII鏡筒」を搭載。SD115SII鏡筒はSD115鏡筒の後継機です。対物レンズのスペーサー改良により美しい星像が得られ、天体写真における性能が向上しました。デラックスタイプとなるSXD2赤道儀WLはお手持ちのスマートフォンからの快適操作で天体自動導入をお楽しみいただけます。
スマートフォンでご覧の方は、下の画像をクリックすると月の映像が再生されます。
Vixen
天体望遠鏡 VMC260L(WT)鏡筒
550,000円 (税込)
惑星観察、星雲などの微光天体観察・撮影に
焦点距離3000mm、高倍率での惑星観察が可能です。主鏡移動式フォーカス調整機構採用により接眼部が固定されるため、一眼カメラやCCDカメラを取り付けての撮影も安定して行えます。
Vixen
天体望遠鏡 AXD2-VMC260L(WT)
1,936,000円 (税込)
VMC260L(WT)鏡筒搭載
VMC260L鏡筒 & 追尾精度±2.8秒を誇るフラッグシップAXD2赤道儀とのセット。 移動を伴う高倍率撮影に。大口径260mmながら、鏡筒の重さは12.1kg。主鏡移動方式フォーカス採用により接眼部を固定、重量のある各種撮影機材パーツの接続にも確実に対応するVMC260L(WT)鏡筒を搭載したハイエンドモデルです。
スマートフォンでご覧の方は、下の画像をクリックすると月の映像が再生されます。
Vixen
天体望遠鏡 C8 SCT OTA CG5
オープン価格
セレストロン社の代表的鏡筒 C8
「C8 SCT OTA CG5」は、セレストロン社を代表する口径203㎜・焦点距離2000㎜のシュミットカセグレン鏡筒です。惑星や星雲・星団の観察などオールマイティにお使いいだけます。
Vixen
天体望遠鏡 Advanced VX-C8 SCT
オープン価格
セレストロン代表作 C8鏡筒とAdvanced VX赤道儀のセット品
惑星や星雲・星団の観察などオールマイティにお使いいだけます。「Advanced VX赤道儀」は、「NexStar+ハンドコントローラー」による天体の自動導入タイプの赤道儀です。新型モーターの採用により追尾精度が向上しています。
スマートフォンでご覧の方は、下の画像をクリックすると月の映像が再生されます。
Vixen
天体望遠鏡 NexStar 4SE Maksutov
オープン価格
軽量かつコンパクト設計の口径102㎜マクストフカセグレン鏡筒を搭載したモデル
総重量は約9.5㎏。小さいながらも焦点距離が1,325㎜と長いため、高倍率が出しやすく月のクレーターや惑星観望にも適しています。