STAR BOOK Wireless

天体望遠鏡の十字操作
星図画面を指でスワイプすることで、望遠鏡がスワイプ方向に動作します。また画面を拡大すると細かな動作も可能です。拡大縮小はズームスライダーで操作します。

天体ナビゲーション(自動導入)機能
「天体選択」をクリックすると天体リストが表示され、見たい天体(恒星・惑星・メシエ天体、NGC天体、IC天体・彗星など)を選択し、自動導入できます。
※AP赤道儀(AP-SMマウント+赤緯モーターモジュール装着)での自動導入時は、100倍速(対恒星時)です。
※赤経・赤緯ともにクランプを締めた状態でないと自動導入ができません。AP赤道儀のでは、APクランプ（別売）の使用を推奨します。

(SCOPE MODE/スコープモード)
星図画面のスワイプ操作と望遠鏡の動作が連動するモードです。スワイプ操作をすると鏡筒の向きを自由にコントロールできます。

(CHART MODE/チャートモード)
図画面のスワイプ操作と望遠鏡の動作が連動しないモードです。
スワイプ操作をすると星図画面のみが動きます。
星図画面を動かし見たい天体を星図中心円内（画面中央に表示されている白い円）に入れた状態で「★」マークをクリックすると、中心円内に入っている有名な天体がリスト表示され、見たい天体を素早く選択できます。

アライメント*
対象天体を中央に導入後、「ALIGN」をタップすることでアライメントを取得できます。
「ALIGN」を長押しすると、アライメントの履歴の閲覧・削除が可能です。
*アライメントとはアプリ「STAR BOOK Wireless」が記憶する天体座標上の位置情報と実際に見える星の位置（視位置）を一致させる作業です。

詳細設定
星図上の表示や通知音の詳細設定ができます。

架台詳細設定
以下の設定ができます
・オートガイド速度補正
・バックラッシュ補正
・導入速度
・モーター消費電力
・赤道儀の極軸合わせ
・LED輝度
・極望輝度(架台に照明装置が搭載している場合)

子午線越設定
追尾中に子午線を超えても赤道儀が反転動作しない範囲を設定できます。

無線LAN設定
SSID/パスワード/無線LANチャンネル設定を変更できます。

ファームウェアのアップデート機能
アプリケーションにより、ワイヤレスユニットのファームウェアをアップデートできます

PEC*機能
「PEC制御」をタップすると、PECの記録を開始します。

*PEC（Periodic Error Correction：ピリオディックエラー補正）とは、ギアで駆動する機器に必ず発生する、周期的な速度ムラ（ピリオディックモーション）を電気的に補正する機能です。

昼夜表示切替
ご使用環境に合わせて、夜間表示用と昼間表示用を選択できます。

観測地の設定
「オート(GPS)」を選択すると、お使いのスマートフォンから位置情報を取得します。
「マニュアル」では、位置情報を手入力することができます。

十字キー操作モード(AP赤道儀シリーズのみ)
十字キー操作に特化したモードです。
指で画面をスワイプすることで、望遠鏡がスワイプ方向に動作します。速度の調整はズームスライダーで操作します。

※一軸(赤経モーター)のみの場合は、自動で「十字キー操作モード」に進みます。
※このモードはAP赤道儀シリーズ接続時のみ表示されます。

星図表示(AP赤道儀シリーズのみ)
端末をかざした方向にある星空の様子を、リアルタイムに星図（星空の地図）で表示します。
天体ナビゲーション（自動導入）機能を使用せず、手動で望遠鏡を操作・導入する際に活用いただけるモードです。
※このモードはAP赤道儀シリーズ接続時のみ表示されます。
※通常の「CHARTMODE」とは異なり、自動導入の機能はありません。

MPCの彗星軌道要素を利用
MPC (Minor Planet Center)にて提供されている彗星の軌道要素データをアプリ「STAR BOOK Wirless」に取り込みます。取り込んだ彗星の位置をアプリ上で表示できます。

詳しい手順はこちら