VSD70SS鏡筒 アストログラフの最高峰VSD90SSのDNAを継承するコンパクトモデル

アストログラフの最高峰VSD90SSのDNAを継承するコンパクトモデル

コンパクトになったVSDでハイレベルな天体写真をより手軽に撮影
撮影後のレタッチ快適性まで考慮した優れたトータルユーザビリティをVSD90SSから継承

ラージフォーマットもカバー。
写野全面に鋭く美しく均一な星像

中心像、35mm判フルサイズはもちろんラージフォーマット44×33mm※の最周辺に至るまで
シャープで美しく均一な星像。
※レデューサー併用時はフルサイズ36×24mmまで

オリオンの三つ星と大星雲

露出時間
5分×12(総露出時間 60分)
鏡筒
VSD70SS
カメラ
PENTAX 645Z(ISO400)ラージフォーマット(44×33mm)

M50とIC2177(カモメ星雲)

露出時間
5分×11(総露出時間 55分)
鏡筒
VSD70SS
カメラ
PENTAX 645Z(ISO400)ラージフォーマット(44×33mm)

スケアリングに強い!
美しい星像が安定して得られる設計

エアリーディスクに収まるピント範囲が広い設計を採用。
ピント合わせ精度やスケアリングのズレが多少残っていても写野周辺における星像の色味変化や崩れが起こりにくいため、
写野全面に渡りシャープで美しく均一な星像が常に得られます。

ピント位置の変化による写野星像の様子(拡大図)

ピント位置ズレにより星像は多少膨張しますが、写野周辺での崩れ、色の変化が少ないことが分かります。

周辺減光のない豊かな光量

イメージサークルφ55mm最周辺の光量90%以上を確保しています。
写野全面で光量が均一なため、画像処理による周辺減光補正が不要または加工が容易となる効果が期待できます。

直焦点・レデューサー焦点ともにフルサイズ周辺部でも90%前後の光量が確保できていることがわかります。ただし、一眼レフカメラの場合はマウント部によるケラレのため最周辺部で若干の光量低下が見られます。

豊かな諧調によるハイレベルな天体写真

口径食が殆どないため、写野周辺まで十分な光量が確保でき、
さらに光の回折で発生する輝星のまわりの非軸対称フレアも極限まで抑えることに成功しました。
これにより、写野全面にわたる豊かな階調と崩れのない美しい星像が得られ、
ハイレベルな天体写真が期待できます。

M81・M82とNGC3077

露出時間
Clear 5分×8、R/G/B 各5分×4(Gain 0)、Hα 5分×4(Gain 100)
総露出時間
120分
鏡筒
VSD70SS
カメラ
ZWO ASI183MM Pro(CMOS素子温度-20℃)1インチ型(13.2×8.8mm)、ZWO EFW 8x1.25″(31mm)、Baader Planetarium Clear R/G/B/Hαフィルター

ηGem付近

露出時間
L 5分×4(Gain 0)、R/G/B 各5分×3(Gain 100)
総露出時間
65分
鏡筒
VSD70SS、レデューサーV0.71×
カメラ
ZWO ASI6200MM Pro(CMOS素子温度-10℃)フルサイズ(36×24mm)、Starlight Xpress SXUFW-UM50.8、Baader Planetarium L/R/G/Bフィルター

M78星雲付近

露出時間
L 5分×6(Gain 0)、R 5分×2、G/B 各5分×3(Gain 100)
総露出時間
70分
鏡筒
VSD70SS、レデューサーV0.71×
カメラ
ZWO ASI6200MM Pro(CMOS素子温度 -10℃)フルサイズ(36×24mm)、ZWO EFW 5x2"、Baader Planetarium L/R/G/Bフィルター

クエスチョンマーク星雲

露出時間
L 5分×4(Gain 0)、R/G/B/Hα 各5分×4(Gain 100)
総露出時間
100分
鏡筒
VSD70SS、レデューサーV0.71×
カメラ
ZWO ASI6200MM Pro(CMOS素子温度 10℃)フルサイズ(36×24mm)、ZWO EFW 5x2"、Baader Planetarium L/R/G/B/Hαフィルター