ビクセン | 天体望遠鏡、双眼鏡を取り扱う総合光学機器メーカー
天体観測に必須とされるのが明るくないライト。夜間に野外で行うので当然、ライトは必需品なのですが、大切なのは明るくないこと。星を見ている最中に街灯などの強い光を見てしまうと、すぐに明るい所に目が慣れて(明順応)しまい、天体のような弱い光が見えなくなってしまいます。また暗い所に目が慣れて(暗順応)、星が見えるようになるには数十分は時間がかかります。そこで以前は天体観測のときは、懐中電灯に赤いセロファンを貼ったり、電池の数を減らしたりして暗い所に慣れた目を戻さないようにしていました。
今回取り上げた天体観測用ライトSG-L02は明るさ控えめで、明順応しやすくなる波長の光をカットした特殊な電球色のLEDを採用しています。さらに暗順応した目に優しい赤い光(赤い光だと明順応しにくい)も出せるようになって、「現在(※3)、入手できるものの中では天体観測に最もオススメ」(某天文雑誌編集長 談)。2色のライトは明るさを調整できて、スイッチを入れた瞬間は必ず一番弱い光になっているところなど、痒い所に手が届く機能がたくさん。長さ調整ができる2種類のストラップとクリップがついていて、
● ヘッドライト
● 首にかける
● 手首(腕)に巻きつける
● ポケットなどにクリップ止め
など、自分の使いやすいところに装着できます。
※3...2023.4.25現在。