ビクセン | 天体望遠鏡、双眼鏡を取り扱う総合光学機器メーカー
宇宙で太陽と惑星の位置を見たとき、太陽ー地球ー外惑星(※5)の順に一直線に並んだ状態を衝[しょう]と呼びます。そして11月3日、木星が衝を迎えます。
この時期、木星は地球に最も近く、また日没頃から日の出頃まで空に昇っているので観察できる時間も長くなります。
観察に最適のシーズンは、衝を中心に約3か月間、つまり9月中旬から12月中旬まで続きます。
木星は土星とともに天体望遠鏡で見てワクワクする惑星、トップ2! 本体の2本の縞模様、4つのかわいい衛星(ガリレオ衛星)など、見どころもたくさん。同じ晴れた日でも、その日の大気の状態によって見え方は違うので、もしあまりよく見えなかったとしても、また違う日に挑戦してみましょう。できるだけ木星が高く昇っている時間がオススメです。
※5...地球よりも外側の軌道を回っている惑星。火星や木星、土星などのこと。