臨場感あふれる視野で宇宙を感じる 超広視界接眼レンズ誕生 「SSW」シリーズ8月6日発売

製品

2015.07.31

株式会社ビクセンは、天体望遠鏡用オプションパーツとして、新製品接眼レンズ(アイピース)「SSW」シリーズを2015年8月6日(木)に発売いたします。

臨場感あふれる視野で宇宙を感じる 超広視界接眼レンズ誕生 「SSW」シリーズ8月6日発売
臨場感あふれる視野で宇宙を感じる 超広視界接眼レンズ誕生 「SSW」シリーズ8月6日発売

SSWシリーズは全機種83度の見掛視界を持つ、新設計の接眼レンズです。視界45度~50度の標準的な接眼レンズに比べて3倍近くの範囲を一度に見ることができます。これまでの接眼レンズよりもさらに多くの星を映し出すことができ、天体望遠鏡を通してより臨場感ある宙の姿を見ることができます。また、超広視界タイプでありながらも周辺までシャープな像を確保。内部鏡体構造の最適化と全面マルチコーティングの採用により、ゴーストやフレアを抑えた、明るくてハイコントラストな像を提供します。

 

「SSW」接眼レンズの特徴


 

臨場感あふれる視野で宇宙を感じる 超広視界接眼レンズ誕生 「SSW」シリーズ8月6日発売

◆開放感あふれる見掛視界83度

接眼レンズをのぞいたときに一度に見渡せる範囲を「見掛視界」と呼びます。見掛視界は、標準的な接眼レンズで45~50度、広視界タイプで60~70度が一般的ですが、「SSW」はそれらをはるかに超える83度の超広視界を実現。広々とした視界はこれまでにない”ここちよさ”と”感動”をもたらします。

◆視野全体に広がるシャープな像

広視界タイプは性質上、周辺像が乱れてしまう傾向にありますが、「SSW」は、レンズ素材に高級ランタン系ガラスを採用、低分散ガラスを使用した設計とすることで、周辺までシャープな星像を結びます。全機種4群7枚設計で明るいF4までの短焦点鏡筒にも対応し、鋭い星像を得られます。

 

 

右写真:SSW10mm(見掛視界83度)とSLV10mm(見掛視界50度)の実視界比較イメージ
(ED81S鏡筒<焦点距離625mm>を使用の場合。写真はイメージです。)

◆豊富な周辺光量

レンズや絞りの位置、筒の太さ等を最適化することで、視界の最周辺部でも光量100パーセントを確保しました。中心部はもちろん、減光の起こりやすい周辺でも完全な明るさが得られます。
◆明るくクリアな視界

内部鏡体構造の最適化、および接合面を含むレンズ全面に施された高透過率マルチコーティング(※)により、ゴーストやフレアの発生を抑えた、明るくて極めてクリアな視界を提供します。
※可視光域(430~690nm)において透過率99.5%以上


◆美しさと実用性を兼ね備えた外観デザイン

ボディは焦点距離ごとに色分けされたカラーアルマイトを採用。高い耐久性を持つとともに、視認性にも優れています。またボディの傷つき防止と転がり防止を兼ねたラバープロテクターを装備し、暗所での使用に配慮しています。見口を回転させて高さを調節できるツイストアップ式ゴム見口や、リング締め付けタイプのアイピースアダプターでも使用できる新型の脱落防止溝など、ユーザーの立場に立って開発された使いやすいアイピースです。

 

製品詳細

【SSWアイピース】

36,000円(税別)
SSW3.5mm
SSW5mm
SSW7mm
SSW10mm
SSW14mm
見掛視界:83度
レンズ構成:4群7枚
コーティング:全面マルチコーティング(レンズ接合面を含む)
アイレリーフ:13mm
差込径サイズ:31.7mm
見口:ツイストアップ式ゴム見口
原産国:日本

<発売日>
2015年8月6日(木)

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