大敵“レンズ曇り”を防ぐ、星空撮影のマストアイテム「レンズヒーター360III」を9月4日(金)発売

製品

2020.08.25

総合光学機器メーカー株式会社ビクセン(本社:埼玉県所沢市、代表取締役:新妻和重)は、レンズヒーター360IIの後継品「レンズヒーター360III」を2020年9月4日(金)に発売します。リニューアルした本製品では、熱効率の高いヒーター素材として実績のあるカーボンファイバーヒーターを採用。またスパイラルコード、USB TypeC端子を装備し、使いやすさをブラッシュアップしました。

装着イメージ

結露とは、大気中の水蒸気が外気温より低い温度の物体に接触すると水滴化する現象です。
特に星空撮影は気温や湿度が変化しやすい夜間に行うため、カメラ機材が外気温より低い温度になりやすく、レンズの結露に悩まされます。一度レンズが結露すると拭いても再度結露しやすくなるため、大事な撮影チャンスを逃してしまう悪循環にもつながりかねません。
結露の生じやすい環境では、予め本製品などでレンズを保温し、結露を未然に防止することが大切です。山や海、寒冷地の夜間撮影では一年を通してレンズが結露しやすく、レンズヒーターは星空撮影に欠かせない、マストアイテムです。

レンズヒーター使用時

レンズヒーター未使用時

■熱効率の高いカーボンヒーターで結露を防止

ヒーター素材を従来品よりリニューアルし、熱効率の高いカーボンファイバーヒーターを採用。
低消費電力ながらレンズを効率的に保温します。取付面の温度は、外気温+10℃(目安:気温20℃、無風状態)です。※使用環境により変動します。

■機材を保護するスパイラルコードとUSB TypeC端子を装備

レンズヒーター360IIIでは、電源コードに伸縮性のあるスパイラルコードを採用。撮影中に誤ってコードを引っ張っても、カメラなどに強いショックが伝わりにくく安心です。
また電源端子にはUSB TypeC端子を装備しています。

■省エネ設計3W

消費電力3W(5V-0.6A)の低消費電力設計です。10,000mAh程度のUSBモバイルバッテリーであれば、約12時間の連続作動が可能です。

※動作目安:外気温20℃、USBモバイルバッテリー10,000mAh相当・満充電において。連続作動時間は環境により大きく変わります。

■ライトタッチで扱いやすいマイルドファスナー

フェルト素材のような柔らかい面ファスナーです。ソフトな粘着により着脱時のベリベリ音もなく、途中で着脱しても構図ズレへの影響を最小限に抑えます。

■巻き付けやすい帯状デザイン

幅30mm×長さ600mmの細長い形状で、円筒に手軽に巻き付けることができます。カメラレンズ、天体望遠鏡フードなどφ100mm程度以下のレンズに対応します。

商品名:レンズヒーター360III

<発売日>2020年9月4日(金)
<価格>10,000円(税別)
<商品コード>35418
<JANコード>4955295354184
<製品ページ>https://www.vixen.co.jp/product/35418_4/

仕様
ヒーター形式 カーボンファイバーヒーター
温度特性 外気+10℃(20℃、無風状態において。使用環境に依存)
電源・消費電力 USB電源 5V, 0.6A, 3.0W
電源コード USB A(オス), USB-TypeCコネクター着脱式
コード長1000mm(+スパイラルコード20~50cm)
動作目安 USBモバイルバッテリー10,000mAh(満充電)使用時
約12時間(外気温20℃、使用環境、バッテリー特性に依存)
取付目安 円筒状の部位、長さ30mm以上、外径45~100mm(推奨)

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