ビクセン | 天体望遠鏡、双眼鏡を取り扱う総合光学機器メーカー
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SX2赤道儀のデラックスタイプとなるSXD2。より高精度な天体追尾、より大型の鏡筒や撮影機材の搭載にお応えします。極軸望遠鏡を標準装備、これから本格的な天体写真撮影をお考えの方に。
※ご使用の際は「STAR BOOK Wireless」のアプリとワイヤレスユニットのファームウェアを最新の状態にアップデートしてください。
赤道儀としての性能向上のため、素材の見直し、各所へのベアリングの採用、そして各パーツの切削から加工まで全工程にこだわったハイスペック赤道儀です。お持ちのスマートフォンやタブレット端末がコントローラーとなり、高精度な天体自動追尾など天体ナビゲーション機能を活用できる、「ワイヤレスユニット」を搭載しています。
赤道儀を無線で制御できるコントローラーユニット「ワイヤレスユニット」を付属しています。スマホアプリ「STAR BOOK Wireless」(無料)により赤道儀の制御はもちろん、天体ナビゲーションなどの機能をケーブルレスで快適にお楽しみいただけます。
星図を確認しながら見たい天体をタップすれば自動的に視野に導入、追尾が始まります。快適な操作性で高い評価をいただいているSTAR BOOK TENコントローラーの表示を踏襲し、従来のSTAR BOOK TENユーザーにも違和感なくお使いいただけます。
赤経赤緯の回転軸を、アルミ軽合金から肉厚のスチール材へ、駆動の要となる歯車をアルミ製から真鍮製に変更することで、剛性と精度を高めました。搭載可能な重量もSX2赤道儀WLの12kgから15kgへと増加、より大きな鏡筒への交換や一眼カメラ、CMOSカメラ等の追加搭載も可能になりました。
架台を構成する多くのパーツに改良が施されています。赤経赤緯軸とウォームネジ部にベアリングを追加、さらにウォームネジの偏心低減や、ウォームホイル全周と合わせてのラッピング(研磨)加工により、極めてなめらかな動作を実現しています。
従来の直流モーターに代わり、250パルス/秒で駆動するマイクロステップ方式のパルスモーター(ステッピングモーター)を採用。低速から高速域までスムーズに制御され、操作に対するレスポンスも向上。
手軽な操作で赤道儀を高精度設置できる装置です(南北半球対応)。天の北極(天の南極)付近の星空を示すスケールを内蔵、北極星と近隣の星2つ(合計3つ)をスケールの所定位置に導入することで手軽に3分角以内の精度で極軸を合わせられます(北半球の場合)。ボタン一つで点灯する暗視野照明(赤色LED)を内蔵。スケールそのものが赤く光るため、暗い星が背景に埋もれて見えなくなることがありません。極軸望遠鏡をのぞいたまま全てを調整できますので、暗所での利便性が大変よいものになっています。スケールの明るさは8段階可変式ですので、好みの明るさで使用できます。また1~2分で自動消灯(徐々に減光)、使用後の消し忘れも防止できます。
SXシリーズで培ったウェイトレス構造を継承。モーターやウォーム軸、ウォームホイルなど重さを担う主要パーツをウェイト側に集約、不動点から筒受け(機器を搭載する箇所)までの距離を短くすることで力学的に有利な構造を採用。より少ないウェイトで搭載機器との重量バランスを取ることができます。搭載機器の重量によってはウェイトレスも可能です。
ウェイト軸には耐蝕性に優れるステンレス素材を使用。赤道儀本体に収納される伸縮式ですから、スピーディなセッティングが可能です。太さ20mmでSXシリーズ共通のバランスウェイトを使用できます。
赤道儀本体
ワイヤレスユニット
ワイヤレスユニット
平素よりビクセン無線式赤道儀コントローラーユニット『ワイヤレスユニット(Wireless Unit)」をご使用いただき、誠にありがとうございます。
ワイヤレスユニットと専用アプリ「STAR BOOK Wireless」のWi-Fi接続が切れる場合や不安定な場合は、以下をお試しいただきますようお願い申し上げます。
Wi-Fi通信が不安定な場合や切れてしまった場合でも、ワイヤレスユニットの電源をOFFにしない限り、赤道儀側の追尾は継続されています。
また、Wi-Fiの再接続をした際には、ワイヤレスユニット側で保持しているデータを引き継ぐため、アプリ画面に表示される星図等は自動更新されます(赤道儀の向きとアプリ画面の星図は一致します)。再度アライメントを行う必要はありません。
ワイヤレスユニット接続時にAndroid端末では、接続を維持するかどうかのポップアップが表示されます。ここで「はい」を選択してください。
「はい」を選択しなかった場合(何も選択しなかった場合を含む)、一定時間が経つと接続が切断されてしまいます。
ポップアップが表示されたら、以下の手順で、必ず「はい」を選択してください。
手順1
←このポップアップが表示されたらタップ
(※この表示は数秒で消えてしまうため、その間にタップしてください)
手順2
←必ず「はい」を選択してください。
※ワイヤレスユニットはインターネット経由での接続ではないため、このような確認メッセージが表示されます。
お近くにいつも使用している無線LANなどがあると、端末が無線LANを探して、通信が不安定になる場合があります。機内モードにすることで、スマートフォン側に搭載されている無線通信を一括停止することができます。
<設定手順>
手順1) スマートフォンの[設定]から[機内モード]をONにする。
手順2) スマートフォンの[設定]から[Wi-Fi]をONにする
※手順2でWi-FiをONにした際に「この接続は、インターネットにより接続されておりません。接続を続けますか?」が表示された場合は、必ず「はい」を選択してください。
アプリ側のWi-Fiチャンネル設定を変更することで、通信が安定する場合があります。
手順1
STAR BOOK Wirelessアプリの[設定]をタップ
手順2
[無線LAN設定]を選択
手順3
[SSID/Password] を選択
←出荷時は「5ch」に設定されています。
「5」以外のチャンネルに変更ください。
手順4
赤道儀の電源を入れ直してください。
※電源を入れ直すことで、チャンネル変更がワイヤレスユニットに反映されます。
<注意事項>
電源を入れ直した際は、アライメントデータを引き継ぐために必ず「前回の架台を使用する」を選択してください。
パスワードやSSIDの設定が誤っている場合、Wi-Fi接続ができません。
パスワードをお忘れの場合は、本体リセットをお試しください。
ワイヤレスユニット本体のリセットボタンを1秒以上押すと、パスワードとSSIDが工場出荷時の設定に戻ります。
詳しくは、ワイヤレスユニットの取扱説明書(11ページと13ページ)をご確認ください。
<注意事項>
本体リセット行った場合は、設定等も初期化されます。以下の再設定が必要です。
・チャンネル設定
・アライメントの再取得(※「前回の架台を使用する」の選択ができません)
・STAR BOOK Wirelessアプリで設定したパスワード
これらの方法でも改善しない場合、またご不明な点がある場合には、個別にご対応させていただきます。
恐れ入りますが、下記の報告フォームより不具合内容をご連絡ください。