ビクセン | 天体望遠鏡、双眼鏡を取り扱う総合光学機器メーカー
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レンズで光を集める屈折式鏡筒・明るく高コントラスト。扱いやすいアクロマートレンズを採用 幅広い目的に使えるスタンダードな屈折式鏡筒です。
【レンズで光を集める屈折式鏡筒】
屈折式鏡筒とは、堅牢で安定性のある細長い筒の先端に対物レンズ(凸レンズ<1枚以上>)を置き、目でのぞき込む側に接眼レンズを置いた光学系の名称です。
月や惑星、星雲・星団など天体からの光がレンズを通して一直線に観察者の目に入ってくるので、対象との位置が分かりやすく、扱いやすいのが特徴です。
【明るく高コントラスト】
レンズ光路上に遮蔽物がないため、光量ロスや回折の影響を受けにくい構造となっています。 さらに遮光絞りを配置しやすいため鏡筒内の乱反射(迷光)を効率的に除去できます。 これらにより、明るく高コントラストでクセのないクッキリした像を結びます。
アクロマートレンズの採用により、色にじみを抑えたスッキリとした像を結びます。 レンズには3層の反射防止コーティング(マルチコート)を施すことで光量ロスを効果的に軽減、高コントラストでクッキリした像が得られます。
【アクロマートレンズ】
レンズで光を屈折させると色(波長)により屈折率が異なるため、特に赤色と青色の焦点位置がずれ、色がにじんだ像になってしまいます。 それを解消するため、凸レンズに材質の異なる凹レンズを組み合わせることで赤と青の色ズレ(色収差)を抑えたアクロマートレンズが考案されました。 アクロマートレンズは色ズレ補正の対象となる色(波長)を赤・青の2色に絞っているため、低コストながら効率的な像の改善を実現できます。
安定した像=すぐにのぞける利便性
接眼レンズ差し込み口(接眼部)を2つ持つフリップミラーを標準付属。 2つの光路(直進、直角)をミラーで切り替えることができます。 焦点距離の異なる接眼レンズ2個をそれぞれの接眼部に取付け、ワンタッチで倍率を切り替えることができます。
接眼部は汎用性の高い60mmタイプを装備。 多彩なアクセサリーに対応し、天体観察の楽しみが広がります。
・別売接眼レンズにより高倍率から低倍率まで様々な倍率で観察できます。
・カメラアダプターなど豊富な撮影アクセサリーをご用意。 一眼カメラやコンパクトカメラはもちろん、お手持ちのスマートフォンでの撮影にも対応します。
・太陽投影板Bセット併用により黒点や日食の様子など(投影像)を観察できます。
A105MII鏡筒