ビクセン | 天体望遠鏡、双眼鏡を取り扱う総合光学機器メーカー
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メーカー小売希望価格: ¥330,000 (税抜価格 ¥300,000)
写真撮影用として設計されたコンパクト鏡筒です。
SDレンズ1枚とEDレンズ1枚を含む4群4枚で構成される光学系により、フラッグシップVSDシリーズに迫る写真性能を楽しめます。
SDP65SS鏡筒は、天体撮影用鏡筒として設計されています。レンズ構成はSDガラス、高屈折率EDガラス、ランタン系ガラスを含む4枚構成で、レンズのパワー配置を最適化しました。これにより、軸上色収差を大幅に低減するとともに、非点収差はフラッグシップ鏡筒VSDシリーズと同程度に抑えることに成功しました。
IC1805(ハート星雲)とIC1848(胎児星雲)
光学系 :SDP65SS
カメラ :ZWO ASI6200MM Pro (フルサイズ)
フィルター:LRGBフィルター
露出時間 :100分[L 5分×8(Gain 0)、R/G/B 5分×4(Gain 100)]
SDガラス・EDガラスを含む4枚で構成されるレンズのパワー配置の最適化により、フラットナーレンズなしでも極めて平坦な像面が得られます。
周辺星像の崩れを高レベルで補正し、イメージサークルφ44mmの写野全面にわたり美しい星像を結びます。
口径食を極限まで低減するために、最終レンズ部分で光束が絞られる設計を採用しています。
光学系によるケラレが殆どないため、カメラマウント等によるケラレが生じにくく、どのような撮影システムでも豊かな周辺光量が得られます。
35mm判フルサイズ最周辺で90%以上の光量を確保しており、画像処理による周辺減光補正が不要または加工が容易となる効果が期待できます。
ラック&ピニオンを利用した対物レンズユニットを前後に動かすピント調整方式を採用しています(対物移動式仕様)
接眼部が動かないため、カメラなどの取付けアクセサリーの重量に左右されることがなく、スムーズにピント調整できます。
ピント位置の目安となる目盛を装備しています。より小さな値を読み取れるバーニャ目盛搭載により、0.1mm単位で読み取ることができます。
精密なピント合わせに対応するデュアルスピードフォーカサー(別売)、またはZWO社製EAF(電動フォーカサー)等を取付けできます。
使用時の長さは約413mmとたいへんコンパクト。伸縮式フードを収納すれば359mmとさらにコンパクトになり、持ち運びの際も負担になりません。
SDP65SS鏡筒の焦点距離を約0.8倍に短縮するとともに、F値を5.5から4.4に変更します。 イメージサークルφ30mm(APS-Cをカバー。最周辺光量90%以上)。フルサイズ最周辺φ44mmでも星像の崩れを最低限に抑えつつ、光量70%を確保しています。
M45(プレアデス星団)
光学系 :SDP65SS + SDPレデューサー0.8×
カメラ :ZWO ASI6200MM Pro (フルサイズ)
フィルター:LRGBフィルター
露出時間 :100分[L 5分×8(Gain 0)、R/G/B 5分×4(Gain 100)]
「FL55SS鏡筒+レデューサーHD for FL55SSキット」は、写真性能で好評をいただいておりますが、スポットダイアグラムで100μmスケールまで拡大すると周辺像が多少歪になっています。
一方、SDP65SS鏡筒では、星像がバランスよく補正され、丸く整っていることがわかります。
SDP65SS鏡筒