ビクセン | 天体望遠鏡、双眼鏡を取り扱う総合光学機器メーカー
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天体写真撮影で発生しやすいレンズの結露(曇り)を予防するヒーターです。
扱いやすさで定評をいただいているレンズヒーター360IVをベースに天体望遠鏡にも対応できるようグレードアップしました。
USB-PD対応電源によりDC12Vで動作、さらにコントローラ―により好みの電力で使用できます。
天体望遠鏡の対物レンズまわりに巻き付けることで大敵・結露を予防し、貴重な撮影機会を逃しません。
水蒸気(気体)を含む空気に、気温より冷たいレンズが晒されると、レンズに接する水蒸気の温度が下がることで液体になり、レンズに付着します(結露)。
レンズヒーター380-12Vでレンズの温度が気温より低くならならないよう保温することで結露を効率的に予防します。
レンズの結露予防効果を長時間持続できる最適な消費電力を設定。10,000mAhモバイルバッテリーの使用であれば最大約10.3時間持続できる省エネ設計※。
バッテリーの消耗を気にせず長時間の撮影に専念できます。また、熱によるレンズ性能への影響も最低限に抑えています。
(※20℃、電力コントローラーLowの場合・外気温、使用環境、バッテリー特性に依存)
最適な消費電力で使用できる電力コントローラー(3段階)を装備しています(着脱可)。
ボタン長押しにより電源スイッチとして機能、またボタンを押す毎にHi(高:6W)―Mid(中:4.5W)―Low(低:3.6W)ーHi・・・を繰り返します。
好みによりコントローラーなしでも使用できます(消費電力6W固定)。
長さ30mm以上、外径φ45~180mmまでの円筒(目安)に巻き付けて使用できます。
接眼レンズ、天体望遠鏡鏡筒、カメラレンズなど各種レンズ機器に幅広く対応します。
特に外径φ140mm以下であれば発熱体(20×440mm)が円筒を一周し、常に最大効果が得られます。
極薄柔軟なヒーター素材:カーボンナノチューブを発熱体に採用。また、外装には取外しに力が要らない粘着力で好評の面ファスナー素材:マイルドファスナーを採用しています。
着脱時のベリベリ音もなく、ストレスフリー、スピーディな着脱を実現、撮影時間を無駄にしません。
製品のレンズ当たり面に滑り止めを加工し、加えて側面にフィンガーフックを配置しています。
フィンガーフックを利用して軽いテンションをかけて巻き付けることで、簡単確実に固定でき、使用中のヒーターズレを軽減できます。
フィンガーフックにもマイルドファスナーを加工し、撮影中に邪魔とならないよう畳んで貼付固定できます。
伸縮性により電源コードを誤ってひっかけた際の転倒を予防、また細い鏡筒であれば適度なテンションで巻き付けることができるため、撮影中のコード風揺れによるブレを低減できます。
附属のトリガーケーブルPD12Vにより、USB PD電源(別売または市販)にて動作します。
またヒーター本体のスパイラルコード端子に2.1φDCジャックを装備、ACアダプターPD12V-3A(別売)または市販12V電源(2.1φDCプラグ/内径2.1mm、外径5.5mm・センタープラス)にも対応します。
レンズヒーター380-12V