ビクセン | 天体望遠鏡、双眼鏡を取り扱う総合光学機器メーカー
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北極星と近隣の星2つ(合計3つ)を内蔵スケールの所定位置に導入することで手軽に3分角以内の精度で極軸を合わせることができます※。
新設計の接眼レンズの採用により視野周辺像を改善し、星やスケールが見やすくなりました。
※北半球の場合。南半球の場合は、同様に八分儀座にある3つの星で合わせます。
極軸望遠鏡は搭載した望遠鏡を星の日周運動方向に回転させることで星を追尾するための装置です。星は天の北極方向を中心とした軸のまわりを1日1回転しているように見えますので、赤道儀の回転軸の向きを天の北極方向に合わせることで正しく機能します。
天の北極付近には特徴のある星の並びが見えるため、これを頼りに正確な天の北極方向を知ることができます。
極軸望遠鏡は天の北極方向に向けて使用する小型望遠鏡で、天の北極付近に見える特徴的な星の位置を記した特殊スケールを内蔵しています。
スケールの所定位置に指定の星が収まるように赤道儀の極軸の回転軸(極軸)の向きを調整することで、3分角以内の精度で手軽に極軸を設定することができます※。
※極軸設定に使用する星について。北半球の場合は北極星と近隣の星2つを利用します。南半球の場合は、八分儀座にある3つの星を利用し、天の南極に合わせます。
内蔵スケールに極軸合わせに使用する星の位置情報を集約しているため、従来のような極軸望遠鏡の外側に設けた時角の目盛を暗い観測現場で読み取る必要がありません。極軸望遠鏡の視野をのぞいたまま快適に使用できます。
ボタンひとつで簡単点灯する暗視野照明(赤色LED)を内蔵しています。視野を明るくすることでスケールをシルエットとして見る明視野照明式とは異なり、スケールそのものが赤く光るため、暗い星が背景に埋もれて見えなくなることがありません。明るさは8段可変式なので、好みの明るさで使用できます。さらに1-2分で自動消灯(徐々に減光する)するため、使用後の消し忘れも防止できます。
APシリーズ赤道儀、SXシリーズ赤道儀、AXJ赤道儀、AXDシリーズ赤道儀、星空雲台ポラリエU(極望アームPU(別売)併用)に対応しています。
極軸望遠鏡PF-LII